野菜別に貯蔵適温を紹介
家庭菜園で手塩にかけて育てた野菜ならば、少々形がいびつでもおいしく食べたいもの。ただし、家庭菜園の場合、スーパーで買ってくるのとは違い、一度にたくさん収穫があることがある。一度に食べきれない量の収穫があった場合は、新鮮に保存する工夫が必要となる。
野菜も人間と同様、呼吸をしている。この呼吸は野菜の生命維持に必要であるが、新鮮さや栄養、味を失わせる原因にもなる。冷却することで呼吸を抑え、新鮮さを保つことができる野菜が多いのは確かであるが、だからといって何もかも冷蔵庫に押し込めてしまえば良いというものでもない。それぞれの野菜にとって居心地の良い温度で貯蔵するようにしよう。
貯蔵適温
あくまで目安であるが、それぞれの野菜にとっての貯蔵適温は以下の通りである。
●15℃程度・・・しょうが、サツマイモ、など。
●10℃程度・・・キュウリ、ピーマン、ナス、里芋、カボチャ、など。
●0〜5℃程度・・・メロン、ジャガイモ、玉ネギ、カリフラワー、イチゴ、白菜、大根、スイカ、ブロッコリー、など。
●0℃以下・・・枝豆、エンドウマメ、小松菜、ニンジン、キャベツ、ホウレン草、ごぼう、など。
トマトは、少し青い程度のものは15℃付近で良いのであるが、完熟したものは0℃以下に保存することが理想である。しょうがやサツマイモ、なす、キュウリなどは、さほど冷却する必要がなく、冷却しすぎるとかえって冷温障害を起こしやすい野菜なので注意が必要である。10日近くも冷蔵庫に入れっぱなしは避けよう。一方、3〜4日程度なら、ポリ袋に包み、冷蔵庫で保存すると新鮮さを保つことができる。