呼吸を適度に抑制して水分保持
家庭菜園で、手塩をかけて育てた野菜ならば、少々虫に食われたキャベツやホウレン草、ちょっと曲がったキュウリ、太さがまちまちの大根などであっても、自分の家庭菜園で採れたものは格別の味がするだろう。自分で育てた野菜なら、農薬の心配もなく安心して食べられる。
収穫した野菜を余すところなく有効利用し、おいしく食べるのも、家庭菜園の大切な一部である。収穫したらできるだけ早く、私たちの身体に取り込んでしまうことが第一であるが、層もいかない場合もあるので、野菜を新鮮に保存することが大切になるのである。
◆野菜の呼吸
野菜も人間と同様で、呼吸をすることで生命を保っている。根や葉を失うと、もはや外から栄養を補給することができなくなるから、自分のなかに蓄えた栄養分を消費して生きていくことになる。つまりそれだけ栄養成分が失われ、味も落ちてしまう。
野菜の呼吸を抑えるためには、収穫した野菜をなるべく早く冷却することが大切である。適度に酸素や炭酸ガスを通る、保存に適当な専用のプラスチックフィルムの袋に入れて密封する。
*一般のビニール袋では、完全な密封状態となってしまい、野菜は酸欠で窒息してしまい、逆効果である。
◆野菜の水分
水分が失われることも野菜の品質低下の大きな要因である。たとえば、キュウリ、ナス、ホウレン草などは、水分が急速に失われてしまいがちな野菜である。一方、大根やトマトなどは比較的水分を保ちやすい野菜といえる。
野菜の呼吸を適度に抑制し、水分を保つようにすることが野菜を新鮮に保つコツである。